と悩んでいる人は多いんじゃないでしょうか。
そこで、この記事では下記の内容を解説していきます。
この記事で分かること
- サーバー選びでチェックしておきたいこと
- 気を付けるべきサイトのジャンル
- 初心者におすすめのレンタルサーバー
値段はピンからキリまでありますし、海外のサーバーも含めると把握し切れないほどのレンタルサーバーが存在します。
オトマミ
それでは、解説をスタートとします。
選んではいけないレンタルサーバーのポイント
サーバー選びをする時に、選んではいけないタイプのレンタルサーバーがあります
それは、
選んではいけないサーバーの特徴
- 表示速度が遅い
- 無料 SSL 対応がない
- 異常に激安
- 運営できるサイト数が1つだけ
- バックアップがない
- WordPress のインストールが大変
- 管理画面が分かりにくい
では、それぞれの何がいけないのか解説します。
特徴①:表示速度が遅い
表示速度が遅いとどういうことになるのか、作業の多い仕事をおじいちゃんにお願いしたとしましょう。
という感じで、遅いサーバーだと「もう読むのをやめよう…」となってしまうわけです。
実は、表示速度がたったの1秒遅くなるごとにこんな悪影響が出てしまうんです。
- ページの閲覧数 ⇒ 11% ダウン
- 商品の購入や申込みされる割合 ⇒ 7% ダウン
- 読者の満足度 ⇒ 16% ダウン
Google としても、表示速度は検索結果に影響するとハッキリ言っています。
【参考記事】ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します
こういったことから、表示速度に定評があるサーバーを選びましょう。
特徴②:無料 SSL 対応がない
まずは「SSL」とは何か説明すると、データや情報を「暗号化」してくれる Web の仕組みを言います。
URL を見るとすぐに見分けがつくのですが、
- URL の最初が https になっていれば SSL 化済み
(例:https://otomami.org) - URL の最初が http だと SSL 化されていない
(例:http://otomami.org)
という感じで簡単に確認することができます。
もし SSL 化されていないと、第三者に情報が漏れてしまう可能性が高くなってしまうので、Google としては SSL 化を必須としています。
しかも、SSL 化していないと「安全ではありません」とブラウザに表示されたり、画像などが表示されないようになってしまいました。
すると、
ユーザーとしてはサイトを利用するのをやめてしまうことになってしまうんです。
本来であれば有料で行う SSL 化なのですが、サーバーによっては無料で対応してくれるサービスがあるので、無料 SSL があるサービスを選びましょう。
特徴③:格安なサーバー
先に結論から言っておくと、適正価格は月額 1,000円前後になります。
正直なところ始めはちょっと高いと感じるかもしれませんが、ここで会社としてどのようなことに費用がかかるのかを考えてみましょう。
- ハードウェア(サーバー)の費用
- メンテナンスの費用
- 人件費
古くなったら機材を変える必要があったり、それにはメンテナンスをする必要もあって、さらにそれらは人が動かないとできないわけですよね。
では実際にどのようにして料金を安くしていっているのかというと、
- 契約者を1つのサーバーに多く利用させる
- 運営に使う機器を安いものにする
- サービスに携わる人を少なくする
ということになるわけです。
そうなってくると、
という感じで格安では十分なサポートが受けられなくなるんです。
そう言ったサポートの充実さ、安定性、速さなどを兼ね備えた最低限の料金となると、月額 1,000 円前後になります。
特徴④:運営できるサイト数が1つだけ
店舗や企業としてならサイトを1つだけ運営できれば十分な場合もありますが、個人でブログなどを始める場合には1つだけでは足りなくなるはずです。
というのも、WordPress を自分でやっている人で1つしか運営していないいう人を聞いたことがないからです。
WordPress を始めようと考える人は、何かしら野心があるはずなんです。
となると、これもやってみたい、あれも試してみたいということが後々にやってきます。
中でも多いのが、アフィリエイトを始めるという人。
アフィリエイトをやっている人ともなれば、数十サイトを運営している場合もよくあります。
そうなった場合、また別のサーバーをわざわざ借りるのはもったいないですよね。
そうならないためにも、WordPress を立ち上げられるデータファイル(MySQL)の制限数が 50 以上、または無制限であると安心です。
特徴⑤:バックアップがない
サイトを運営していて一番怖いことは、データが全て消えてしまうこと。
これまでコツコツと作り上げていたことが、ボタンを1つ押しただけで全て消えてしまうことがあります。
また、データがなくならなかったとしても、システムのアップデートなどの時の不具合によって画面が真っ白になってしまうことがあります。
そういったトラブルに対処するために、バックアップをとっておく必要があります。
WordPress の場合ならプラグイン(拡張機能)を使ってバックアップを個人的に残すこともできますが、何が起こるか分からないのでバックアップをちゃんと残してくれるサーバーを選びましょう。
特徴⑥:WordPress のインストールが大変
最近はほとんどないですが、サーバーによっては自分で WordPress のファイルをダウンロードしてインストールする必要があります。
実はこの作業、初心者にはかなり手強いんです。
もちろんこのサイトでは簡単にインストールできるレンタルサーバーしか紹介しませんが、サービスによってはない場合もあるので気を付けましょう。
特徴⑦:管理画面が分かりにくい
これまで数年間サイト作成に携わってきて感じているのですが、正直なところ管理画面が分かりにくいレンタルサーバーはとても多いです。
慣れてしまえばなんとかなるということではなく、単純にあまりユーザビリティに長けている感じではありません。
なので、分かりにくい管理画面のサーバーを使ってしまった場合、手続きや変更などに時間がかかってもったいないんです。
もちろん、人によって使いやすいの基準は異なってきますが、初心者ほど使いやすい管理画面のサーバーを使った方が良いです。
サーバー選びで絶対に気をつけたいジャンル
サーバーを選ぶ時に上記で紹介した7つを気をつけて選べば、快適にブログなどを運営することができます。
ただ、もう1つだけ気をつけなればならないことが「ジャンル」なんです。
気をつけないといきなり契約解除となることがあるので、十分に注意が必要です。
サーバー選びで気をつけなければならないジャンル
実は、ほとんどのレンタルサーバーではアダルト系のジャンルは禁止とされています。
他にも、
- 売春を助長するような内容
- 第三者の知的財産権や肖像権・プライバシーを侵害する内容
- ねずみ講、マルチ商法などのサイト
- 日本の法律に違反する内容
これらの内容を載せるサイトを運営する場合には、対応できるレンタルサーバーを探す必要があります。
まさかのジャンルで契約解除になることも
まさか解除されるとは思わなかったという人が多いのは、「出会い系」のサービスを紹介するサイト。
実は、「不倫・援助交際・売春・買春等の勧誘行為」と受け取られる内容は NG としているサーバーは多いので、「出会い系」でも NG になります。
では、「婚活」のサービスはというとかなり微妙です。
その場合は、どういった「婚活」のサービスを紹介するサイトなのかをサーバー会社に確認する必要があります。
初心者におすすめのレンタルサーバー
以上で、レンタルサーバーを選ぶ時にチェックすべきポイントを紹介しました。
最後にまとめておくと、
選ぶべきレンタルサーバーの特徴
- 表示速度が早い
- SSL 対応が無料
- 適正価格である
- 複数のサイトが運営できる
- バックアップがある
- WordPress のインストールが簡単
- 管理画面が分かりやすい
これらを兼ね備えた、初心者におすすめのレンタルサーバーは「エックスサーバー」です。
オトマミ
表示速度はこのサイトで体感することができますし、URL を見れば SSL 化されていることも確認できます。
ただ、管理画面がどうかはちょっと分からないですよね。
エックスサーバーでは 10 日間無料で試してみることができるので、どんな感じなのか自分で管理画面を触って確かめてください。
>> 月額900円(税抜)から、高速・多機能・高安定レンタルサーバー『エックスサーバー』
次の記事:上手なドメインの選び方
自分に最適なレンタルサーバーを選んだら、次はドメインを用意しましょう。
実はドメインにも選ぶ時のコツがあるので、知っておくとスムーズに取得することができます。
ということで、次の記事では「ドメインの上手な決め方」についてご紹介します。