と疑問に思っている人もいるでしょう。
そこで、この記事では下記の内容を解説していきます。
この記事で分かること
- 「良質なコンテンツ」の定義や意味
- どうすれば「良質なコンテンツ」が作れるのか
- ユーザーが求めていることを探すときのコツ
どうやったら記事が読まれるようになるか調べていくと、必ず「良質なコンテンツを作りなさい」と誰もが言います。
かなりザックリとした言い回しに感じるかもしれませんが、この事を理解しないと読まれる記事を永遠に書くことができません。
それでは、解説をスタートします。
「良質なコンテンツ」とは
まず最初に答えを言っておくと、「良質なコンテンツ」とは「ユーザーが求めていることを満たしてあげられるもの」になります。
例えば、
- 問題が起きたときに解決できる
- より良いものを提案してくれる
- 暗い気持ちを明るくしてくれる
こういった内容を適切に作成して、記事を読み終わったときにユーザーが満足できるものが「良質なコンテンツ」になります。
どうすれば「良質なコンテンツ」が作れるのか
自分が好きなことを書くのは「良質なコンテンツ」ではないと言う人もいますが、それは必ずしも当てはまりません。
有名人であれば、日頃のなんてことないことを記事にしても、ファンとしては私生活が覗けて嬉しいですからね。
これはこれで、ユーザーにとっては満足できるコンテンツになります。
鉄則は「解決できる」
ファンが付くようになれば、好きなことを書いても反応が取れるようになります。
でもほとんどの人がそうではないので、まずは悩みや問題を「解決できる」コンテンツを作成してみましょう。
書く内容としては、ジャンルなども特に限定しません。
例えば、
- iPhone で Suica を使えるようにする方法
- 観葉植物の葉っぱが白くなってしまったときの対処法
- ダイエットに効果がある運動
など何でもいいです。
1人ではどうしたらいいのか分からない問題を解決できる、そんな記事が書ければ「ほぼ良質」であると言えます。
解決の先に「120%」の満足を
問題を完全に解決できれば、それはすなわち「100%」の満足になりますよね。
ただ、単純に解決できるようなコンテンツは、他にもすでに似たような記事が存在していることが多いです。
そこで差別化を図るには、ユーザーが 120% 満足できる記事を作成すること。
例えば、
- より効果的な方法を提案する
- 全く別の視点からの情報を紹介する
- 誰もまだ知らないことを解説する
こういったことを記事に盛り込めるようになれば、「良質なコンテンツ」がより深みを増します。
ユーザーが求めていることを探すコツ
他の人がどういったことも求めているのかなんて、魔法でも使えないと分からなそうですよね。
でも、そんな魔法のようなツールを実はみなさん普段から使っているんです。
「検索エンジン」はデータの宝庫
実は、私たちが普段からよく目にする Google 検索や Youtube 検索、SNS のトレンドやタグ検索からユーザーが求めるものが分かるようになっています。
例えば、「WordPress」という単語をひとまず検索してみましょう。
すると、サジェスト機能や関連するキーワードとして、2 単語以上の組み合わせが表示されるようになっています。
これらで表示されるキーワードは、ユーザーがよく検索している単語を検索エンジンが予測して表示してくれています。
すなわち、ユーザーが解決を求めるために使っている単語ということになります。
この結果から、どういったことを求めているのかを確認することができます。
「キーワードプランナー」でボリュームを確認
企業などが広告を表示させるために使う「Google 広告」の機能の1つとして、「キーワードプランナー」というツールがあります。
このツールでは、検索されるキーワードによって表示される広告の単価を表示してくれるようになっています。
オトマミ
「Google 広告」を使う企業などはどれだけの広告費を使うかの目安や対策になるのですが、記事を作成する場合にもキーワードのボリュームを確認するのに役立ちます。
例えば「WordPress」というキーワードを見た場合、「theme(テーマ)」や「CMS」といった単語などがよく検索されていることが分かります。
また「競合性」という列を見ると、どの単語でよく広告を出したがっているかなども分かるようになっています。
この辺りのボリュームを見ることで、どれだけの人が求めている内容なのかを確認できます。
記事を書いてから数ヶ月は様子を見る
ユーザーが求めている内容を的確に記事として書いたとしても、必ずしもすぐに結果が出るとは限りません。
なので、しばらく様子を見ましょう。
そしてチェックするのは、
- アナリティクスなどのデータから検索順位の変動を確認する
- サーチコンソールで検索クエリを確認する
アナリティクスであまりにも順位が上がらない記事は、ユーザーに求められていない可能性が高いです。
そして、サーチコンソールの検索クエリにも狙ったキーワードが上がってこない場合は、ユーザーが求めているキーワードを狙えていない可能性が高いです。
もし半年から 1 年ほどでも改善の期待がないのであれば、見切りをつけて記事を削除するか、noindex にして別の記事を書いてみましょう。
まとめ:良質なコンテンツ作りを心がけよう
以上で、「良質なコンテンツ」について解説しました。
最後にまとめておくと、
- ユーザーが求めていることを満たしてあげられる記事を作成しよう
- 解決の先にある「120%」の満足を提供できるようにしよう
- 「検索エンジン」はコンテンツ探しの宝庫である
コンテンツを作成する時には、これらのことを意識して書いていきましょう。
ただ、あくまでコンテンツを作成する時に意識することであって、誰もが満足する内容であってもまずは見られるようにすることが重要になってきます。
そのためには、マーケティングの知識も必要となってくるので、しっかりと学んでおきましょうね。