と誰もが悩むところでしょう。
そこで、この記事では下記の内容を解説していきます。
この記事で分かること
- ブログにおすすめのテーマ
- ビジネスにおすすめのテーマ
- テーマを選ぶときのポイント
WordPress では、「テーマ」を変更するとあっという間にサイトのデザインを変えることができます。
でも、それ以上に「集客」や「機能」の面でも慎重に選んだ方が良い部分でもあるので、どのように「テーマ」を選ぶべきかも紹介します。
それでは、解説をスタートします。
WordPress のテーマは種類が豊富
WordPress では、「テーマ」を変更すると簡単にデザインを変えることができます。
でも、どんなデザインが良いのか実際に探し始めてみると、種類が多すぎてどれにしたら良いのか分からなくなってくるはずです。
そこで、どういったタイプの「テーマ」があるのかをまず紹介しておきましょう。
「テーマ」のタイプ
- 有料テーマと無料テーマ
- ブログ向きとビジネス向き
- 日本語対応かどうか
有料テーマと無料テーマ
WordPress では、数えきれないほどの「無料テーマ」が存在します。
公式に配布されているテーマだけでも 7800 個ほどあり、個人で配布している人を含めると1万を超えるかもしれませんね。
そして、「有料テーマ」としてデザインや機能を充実させているものもあって、日本国内外のデザイナーさんがたくさん販売されています。
そこで多くの人が考えることは、「有料テーマの方が優れているのか?」ということ。
答えとしては、No です。
実は有料だから必ず優れているとは限らず、無料テーマを使ってコンテンツを充実させて、集客力を活かして成功している人もたくさんいます。
ブログ向きとビジネス向き
「ブログ向き」のテーマでビジネスをやっても良いですし、逆でも全く問題ありません。
ただ、「ビジネス向き」であれば電話番号や店舗住所を載せやすかったり、「ブログ向き」であれば読者が色々と記事が読みたくなるような作りになっていたりします。
最近はオウンドメディアとしてビジネス目的でも「ブログ向き」を選んだりすることもあるので、どのような目的で利用するのかを考えて選びましょう。
日本語対応かどうか
もちろんどのテーマを選んでも日本語表記はできるのですが、アルファベットで記事を作成することを想定している海外のテーマでは少し文字間隔や文字の大きさがいまいちであることが多いです。
WordPress の公式で配布されているテーマは基本が外国語向きであるので、できることなら日本人のデザイナーが日本語を表示することを考えたテーマを利用することをおすすめします。
また、海外のテーマであると説明や困ったときに問い合わせるのも英語とかになってしまうので、英語に自信がない人は国産のテーマが良いです。
テーマを選ぶときの「決め手」
テーマのタイプを知るとだいぶ絞られてくると思うので、どんなことを「決め手」にすれば良いのかを紹介しておきましょう。
一目惚れしたデザインのテーマを選ぶ
テーマを選ぶ時に最も重要な部分は、「デザイン」だと思います。
オトマミ
でもこれは理にかなっていて、他の人も「このサイト素敵」とか「このサイトの記事読みやすい」と思ってくれる可能性は高くなります。
しかも一目惚れしたテーマにはメリットもあって、
気に入ったデザインのメリット
- 好きなデザインだとテンションが上がる
- 運営を続けるのが楽しくなる
これだけで、十分に選ぶ価値はあります。
便利な機能が充実しているテーマを選ぶ
WordPress では、プラグイン(拡張機能)を追加することで自分が使いたい機能を利用することができます。
ただ、プラグインを多く追加すぎるとサイトが重くなったり、エラーが出る原因になることも少なくないんです。
オトマミ
そこで、テーマ選びでは以下のような部分も確認しておきましょう。
チェックしておきたいポイント
- プラグインを使わずに便利な機能が使える
- サイドバーやウェジェットの自由度が高い
- サイトデザインのカスタマイズがしやすい
収益を上げたいという人は、サイドバーやウィジェットなどをどのように扱えるのか必ずチェックしておきましょう。
利用者が多いかどうかで選ぶ
利用者が多いかどうかで選ぶと、それだけデザインが被る可能性が高くなります。
そう考えると、ちょっとデメリットに感じるかもしれませんね。
でも同じテーマを使っている人が多ければ多いほど、こんなメリットがあります。
利用者が多いメリット
- 対処法を誰かが記事にしてくれている可能性が高い
- カスタマイズに関しても記事も多い
なので、利用者が多いというのもテーマ選びの重要なポイントです。
テーマを使い回すことができるかで選ぶ
「有料テーマ」の話になりますが、購入すると「1サイトのみ」の場合と「無制限」で利用できる場合があります。
ビジネス系のサイトではあまり意識する必要はありませんが、ブログを始める場合にはそのテーマが使い回しできるか確認しておきましょう。
最初は1つしかブログを運営しない予定でも、続けているうちに「もう1つブログを」「アフィリエイトも」なんて増やしていく人は多いです。
無駄な出費とならないように、テーマの利用が「無制限」かどうかは要チェックです。
WordPress ブログにおすすめのテーマ
WordPress のテーマを選ぶポイントが分かったところで、まずはブログにおすすめのテーマを紹介していきましょう。
ブログ向きテーマ①:SANGO(有料)
まず最初に紹介するのは、このサイトでもベースとして使っている WordPress の有料テーマ「SANGO」。
デザインに関する情報を多く発信している「サルワカ」さんが作成したテーマということもあり、デザインや SEO には拘って作られています。
何もしなくても一定のデザインにはなりますが、細かい設定には CSS などの知識が必要となってきます。
テーマの概要
料金 | 使い回し | 制作 |
---|---|---|
¥11,000 | ◯ | 日本 |
ブログ向きテーマ②:AFFINGER5(有料)
人気のブロガーやアフィリエイターが多く利用していることで知られる、WordPress の有料テーマ「AFFINGER5」。
デザインなどもバリエーションが豊富なことはもちろん、記事の装飾も簡単なのでおしゃれなブログを運営することができます。
ウィジェットの項目が非常に多いので、広告表示なども思いのままに設定できます。
テーマの概要
料金 | 使い回し | 制作 |
---|---|---|
¥14,800 | ◯ | 日本 |
ブログ向きテーマ③:THE・THOR(有料)
「次世代テーマ」と書かれる「THE・THOR」は、「集客」に特化したブログテーマ。
というのも、スマホ表示を高速化する PWA をいち早く採用しているテーマだからです。
集客できるテーマということで、同時に収益化も望めるテーマとして多くのブロガーやアフィリエイターに人気の WordPress テーマです。
テーマの概要
料金 | 使い回し | 制作 |
---|---|---|
¥16,280 | ◯ | 日本 |
ブログ向きテーマ④:SWELL(有料)
この記事で紹介しているモノの中では新し目ではあるのですが、最近ジワジワと利用者が増えてきている注目のテーマでもあります。
「SWELL」で最も注目したい機能は、ブロックエディターでも簡単に記事が書けるという部分。
プラグインを使って旧エディターにしなくても、文字の装飾やボックスを簡単に表示させることができます。
テーマの概要
料金 | 使い回し | 制作 |
---|---|---|
¥17,600 | ◯ | 日本 |
ブログ向きテーマ⑤:JIN(有料)
アフィリエイターとして有名な「ひつじ」さんと、アフィリエイト用のテーマとして人気があった「Atlas」(販売終了)の製作者・赤石さんが協力して作り上げたテーマ。
初心者でも設定が簡単なことから、利用者が圧倒的に多いテーマでもあります。
さっぱりとしたデザインから「Sango」と比較する人が多く、みなさんどちらを買おうか悩んでらっしゃいます。
テーマの概要
料金 | 使い回し | 制作 |
---|---|---|
¥14,800 | ◯ | 日本 |
ブログ向きテーマ⑥:STORK19(有料)
ブロガーに人気の高かった「STORK」に機能追加・速度改善をした最新バージョンの「STORK19」。
「STORK」でもそうでしたが、とにかくスマホ表示に拘っているので記事の読みやすさはダントツです。
「STORK19」からはブロックエディターに対応したので、記事の装飾なども簡単に行えます。
テーマの概要
料金 | 使い回し | 制作 |
---|---|---|
¥11,000 | 1サイトのみ | 日本 |
ブログ向きテーマ⑦:Cocoon(無料)
国内の無料テーマで最も有名なのは、圧倒的な人気を誇っていた「Simplicity」の後継になる「Cocoon」。
その人気の理由は、有料テーマを凌ぐほどの SEO 対策と機能が備わっていること。
WordPress を始めたばかりの人でもカスタマイズに苦労しなくても良いようにと、様々な工夫がされているのが特徴です。
テーマの概要
料金 | 使い回し | 制作 |
---|---|---|
無料 | ◯ | 日本 |
ブログ向きテーマ⑧:LION BLOG(無料)
有料テーマとしても人気がある「THE・THOR」の提供元である「FIT」が無料提供している WordPress 無料テーマ「LION BLOG」。
ブログ用として「LION BLOG」が配布されていますが、メディア用に「LION MEDIA」というテーマも無料配布しています。
「簡易お問い合わせフォーム」や「目次」などが標準で付いているので、余計なプラグインを増やさなくて済みます。
テーマの概要
料金 | 使い回し | 制作 |
---|---|---|
無料 | ◯ | 日本 |
ブログ向きテーマ⑨:Luxeritas(無料)
テーマを配布する以前から、表示速度を早くすることに拘っていることで有名だったブロガー「るな」さんが提供している WordPress 無料テーマ「Luxeritas」。
「Simplicity」をベースにされていると思うんですが、とにかく表示速度にこだわっているだけあって「速さ」はピカイチです。
そのため、表示速度に関しては無料配布されているテーマの中ではダントツです。
テーマの概要
料金 | 使い回し | 制作 |
---|---|---|
無料 | ◯ | 日本 |
ビジネス向けにおすすめの無料テーマ
ブログ向けの次は、ビジネス向けのテーマを紹介します。
ただ、有料テーマまで紹介しているととんでもない数になってしまうので、個人・中小企業が無料でも満足できるテーマをこの記事では紹介していきます。
ビジネス向きテーマ①:BusinessPress
ビジネス向けのテーマとしてはまだ新しいのですが、最も注目すべきテーマです。
コーポレートサイトとして必要なものを兼ね備えている上に、シンプルでデザインが綺麗なことが特徴です。
テーマの販売審査が厳しい世界最大のサービス「ThemeForest」で販売する、おそらく日本人唯一のデザイナー Utsumi さんが作成されています。
テーマの概要
料金 | 使い回し | 制作 |
---|---|---|
無料 | ◯ | 日本 |
ビジネス向きテーマ②:Lightning【公式】
WordPress の練習用としても国内でよく使われているテーマなので、Lightning でコーポレートサイトを立ち上げている人が非常に多いことで知られます。
細かい設定などをする場合には、Lightning Pro にアップグレードしてたり、専用のプラグインを購入することで可能となります。
Lightning に関する記事はたくさんあるので、初心者でも安心して利用することができます。
テーマの概要
料金 | 使い回し | 制作 |
---|---|---|
無料 | ◯ | 日本 |
ビジネス向きテーマ③:Emanon Free
集客することにフォーカスしたテーマで、有料テーマ「Emanon Pro」のお試し版として配布されているテーマになります。
もし本格的なランディングページや CTA 機能が欲しい人は、「Emanon Pro」にアップグレードする必要があります。
高級感のあるデザインとなっているので、それだけでも使う価値があります。
テーマの概要
料金 | 使い回し | 制作 |
---|---|---|
無料 | ◯ | 日本 |
ビジネス向きテーマ④:OceanWP【公式】
OceanWP は海外産のテーマになりますが、日本語を表示させてもとても綺麗に表示できるようになっています。
カスタマイズ性にも優れているので、既存の WordPress 公式テーマとしては最強かもしれません。
SEO 対策やサイトの高速化もされているので、海外のテーマに抵抗がない人にはおすすめです。
テーマの概要
料金 | 使い回し | 制作 |
---|---|---|
無料 | ◯ | 海外 |
ビジネス向きテーマ⑤:Astra【公式】
Astra も海外産のテーマにはなりますが、とても洗練されたコーポレートサイトを作ることができます。
デザインを感覚で変更できるプラグイン「Elementor」との相性も良いので、お洒落なサイトを持つことができます。
海外でも利用者は多く、OceanWP とよく比較されています。
テーマの概要
料金 | 使い回し | 制作 |
---|---|---|
無料 | ◯ | 海外 |
ビジネス向きテーマ⑥:シドニー【公式】
シドニーも海外産のテーマではありますが、日本国内でも昔から根強いファンがいるテーマの1つです。
コーポレートサイトとして必要な機能が充実しているうえ、簡単にお洒落なサイトを作ることができます。
この「シドニー」だけを使ってサイトを作成する業者さんもいらっしゃるくらいです。
テーマの概要
料金 | 使い回し | 制作 |
---|---|---|
無料 | ◯ | 海外 |
次の記事:プラグインについて
以上で、WordPress におすすめのテーマを紹介しました。
この記事で紹介したテーマはどれも甲乙つけ難いものなので、ピンときたら利用してみると良いでしょう。
利用するテーマが決まったら、次はそのテーマに不足している「機能」を追加していきましょう。
ということで、次の記事はおすすめのプラグイン(拡張機能)について解説します。